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卵と精子のこと

1.受精とは?

卵子と精子が出会うことを「受精」と呼びます。受精の現象を具体的に説明すると、下の図のように卵子の中に精子が入ることを指します。

体外受精治療において卵子の中に精子を入れる方法は二つ(媒精と顕微授精)あります。ちなみに受精卵の性別は受精の瞬間に決まっています。性別を決めるのは精子で、精液の中には男の子になる精子と女の子になる精子が半々で存在しています。男の子になる精子が入れば、その受精卵は男の子に、女の子になる精子が入れば、その受精卵は女の子になります。

2.媒精とは?

卵子と精子を受精させる方法の一つです。採卵によって回収した未受精卵を体外に取り出し、卵丘細胞という卵を取り巻く小さい細胞がついたまま精子と共存させ、精子自ら卵子の中に入ってもらう方法を媒精と呼びます。



写真バージョン

媒精

1. 精子進入前

2. 精子進入途中

3. 精子進入後

イラストバージョン

1. 精子進入前

2. 精子進入途中

3. 精子進入後

3.顕微授精とは?

卵子と精子を受精させる方法の一つです。体外受精(媒精)を行っても受精が成立しない、もしくは、体外受精(媒精)をしても受精しないと判断される夫婦に対して行う治療です。この操作を簡単に説明すると、精子1個を直接卵子の中に入れてあげる方法です。

精子と卵子を別々に処理していきます。卵子は採卵した際には周りに卵丘細胞という小さな細胞に囲まれていますので、酵素などを用いて卵丘細胞をはずしていきます。次に精液の中から運動精子を集めて良好な精子を選んだ後に精子を動かなくする(不動化)処理をします。卵子と精子の処理が終わったら、細いガラスの針の先端に1個の精子を吸っておいて、卵子本体の中に顕微鏡下で確認しながら注入します。この方法を用いると、理論的には1個の卵子につき1個の精子がいれば受精させることが可能となります。(卵細胞質内精子注入法、Intra-Cytoplasmic Sperm Injection; ICSI)



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