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卵巣

卵胞を貯え、成熟させて、卵子を放出する器官

卵巣は左右に2つあり、大きさは親指ほどの約2~3㎝、重さは約14gで、一部を複数の靭帯で固定されており、通常は子宮のやや後方に位置します。 卵子を貯蔵し成熟させ排卵させる役割を持ち、毎月どちらかの卵巣から排卵が起きます。妊娠は、卵胞発育、排卵、受精、着床の段階が順調に行われて初めて達成しますが、その中の一番初めの卵胞発育、排卵に関係する器官です。

卵巣内で起こる卵胞の発育

①原始卵胞
卵巣中に蓄えられている発達前の卵胞。卵子のもとが入っている。

②一次卵胞
原始卵胞のうちのひとつが発育しはじめたもので、一層の扁平な細胞で周囲が囲まれた卵胞。

③二次卵胞
一次卵胞から約120日後、一層だった層が厚くなり、卵胞腔が出来はじめた卵胞。

④成熟卵胞
排卵直前の細胞。グラーフ卵胞とも呼ばれる。

⑤排卵
卵巣の壁から卵子が押し出される。

⑥黄体
排卵後の卵胞が変化して形成される。エストロゲンとプロゲステロンを分泌する。

⑦白体
黄体が変化したもの。老廃物として体内へ吸収、排泄される。

用語説明

卵胞発育 卵胞は卵子と周りの細胞(顆粒膜細胞と莢膜細胞)からなり、卵子の成長と排卵、性ホルモンの分泌などを機能としてもつ。卵胞の発育過程では下垂体からのFSH、LHなどのゴナドトロピンホルモンに影響を受ける部分と受けない部分に時期によって分かれる。