顕微授精

今回は体外受精で使われる2つの受精方法「媒精」と「顕微授精」のうち「顕微授精」について説明します。基本的に精子の調整後に集まった精子が少なければ「顕微授精」をお勧めします。

先ず、卵子の周りを取り囲んでいる卵丘細胞を外します。この操作は酵素とガラスの針を使って行います。

 

次いで、卵子の中に入れる精子を培養士が選んで(こちらの記事も御参照くださいhttp://www.kameda-ivf.jp/blog/post_20.html)、精子の動きを止める精子不動化を行います。

最後に、針を使って卵子の中に精子を入れます。

顕微授精は一般的に人工的な受精方法と言われます。人の手を介して受精をさせるため、顕微授精の「じゅ」には「てへん」の無い「受」ではなく「てへん」が付いた「授」が使われます。

次回は「媒精」と「顕微授精」の違い(メリット・デメリット)について説明します。

文責:平岡(培養室長)

お子さんを望んで妊活をされているご夫婦のためのブログです。妊娠・タイミング法・人工授精・体外受精・顕微授精などに関して、当院の成績と論文を参考に掲載しています。内容が難しい部分もありますが、どうぞご容赦ください。