千葉市の不妊症・不育症への支援など「新たな命を宿すための施策」が充実します

千葉市は、特定不妊治療費への助成額拡充と不育症の検査費助成 を新たに実施することを発表しました。具体的には、
≪特定不妊治療費助成事業の額拡充≫
現在の国制度に基づく「特定不妊治療費助成事業」助成に加え、妊娠を望む夫婦の経済的負担軽減のため、千葉市独自による上乗せ助成として採卵を伴う治療の助成額、2回目以降の治療のうちいずれか1回について、助成上限額を15万円→30万円(又は25万円)に増額されます。
https://www.city.chiba.jp/hokenfukushi/kenkofukushi/shien/2013tokuteihuninn.html
≪不育症の検査費助成≫
不育症に悩む夫婦の経済的負担を軽減し、早期に検査を受けて適切な治療及び出産に繋げるとともに、不育症を知らなかったご夫婦が不育症を知り、検査を受けるきっかけとなることを目的として新設されました。
医療機関で受けた保険適用外の検査のうち、千葉市が掲げた検査が対象になり、かかった費用の1/2(1組の夫婦につき上限10万円/年)が上限になります
https://www.city.chiba.jp/hokenfukushi/kenkofukushi/shien/fuikushoukensahijyosei.html

 

流産は全妊娠の 10~20%に起こるとされています。繰り返し流産される方(不育症)の中には適切な検査・情報提供・治療により習慣流産・不育症に苦しむ方の半数以上が無事に出産にたどり着くといわれています。
当院では不育症検査、そして不育症の原因のひとつである夫婦の染色体異常について専門的な積んでいる臨床遺伝専門医が在籍しております。相談は予約制になっておりますのでお電話にてお問合せください。
臨床遺伝専門医 田島麻記子医師(常勤:月・火・水・金)
石川智則 医師(非常勤:月2回土曜日) 7月の勤務予定-7/11、7/18

また、院長の川井も不育症は不妊症と同等に問題意識をもっており、千葉市での講演会に不育症第一人者の名古屋市立大学産婦人科の杉浦真弓教授に依頼してお越しいただいたり、名古屋市立大学まで外来見学に複数回にわたりうかがったりしていました。明日のブログでは、千葉市の不育症検査費助成の対象となる項目をわかりやすく解説いたします。また、7月5日のウェブ説明会の最後に不育症とその検査について説明する時間を15分程度設ける予定にしております。不育症で悩んでおられる患者様の一助になれば幸いです。

 

文責:石川(事務長)